これから上がるのか、それとも下がるのかと。
私がそれについてお答えすると殆んどの方は、「アメリカの経済が悪いからですか」「この前の指標が良くなかったからですか」という質問をされます。
私は「相場は上がったり下がったりなので、今はただ下げのターンにあるだけだからです」と答えると大抵びっくりされます(笑)
「相場は大自然である」と言ったのは今から約100年前に活躍した相場師ギャンでした。
相場が大自然ならば、法則に当てはめて相場を分析するしかありません。
ですから私の場合目の前のチャートやレートがピコピコ動いているのをありのまま見るようにしています。
アメリカの経済、日本の経済や、指標の時間などは一切考慮していません。
指標などが発表された後の相場の動きの説明はエコノミストに任せればいいわけで、我々が相手にしているのは目の前の相場なのです。
相場の前では指標の結果などは意味をなしません。
よくテクニカル分析だけをしているというだけで、100%の結果を求められます。
これはファンダメンタルズで分析している方よりも厳しく見られてしまいます。
これにはいろいろな理由があるのですが、一つにファンダメンタルズ分析を排除してるのだから当然当てて当たり前だよな、という厳しい態度です(笑)
ですが長い間かかって私なりに導きだした答は相場はチャート分析しか手法はない、ということでした。
ですがテクニカル分析で全て相場を分析出来るかというとこれは別の問題で難しいのです。
あくまでもテクニカル分析しか無いということで、テクニカル分析で全ては分かりません。
だから相場はいろいろな意味でおもしろいのですが…
現在の天文学の主流はアインシュタインの一般相対性理論で宇宙を把握しようとしていますが、宇宙の全てを理解できないのと同じで、相場は大自然ですから全ての動きは難しいのです。
まさに「神の見えざる手」で動いています。
だからといって全知全能の天主は森羅万象の主宰者だけれども、天主が相場を動かしているわけではありません。
相場は上がったり、下がったりします。
上がる下がる確率は2分の1だという方がいます。
そういう確率論でも私は相場を見ていません。
そうしたら相場で勝つ人、負ける人の比率が50%になるはずです。
相場はそんなに単純ではなく、一言で申し上げますと相場は動きたいように動くのです。
前に「パスカルの賭け」について書かせて頂きましたが、パスカルの「パンセ」を最後までお読みいただければ分かることですが、天主が存在するか、しないかの確率は2分の1では無いということです。
存在するか、存在しないか、というのは、単に二者択一でしかありません。
例えばなんでもいいのですが、40代男性の結婚している確率は2分の1でしょうか。
または大人の男性が平日の昼間に在宅している確率も2分の1でしょうか。
結婚しているか、いないか、または、在宅している、していないかは2択ですが、実際は統計ではそうではありませんね。
殆んどの成人男性は働いて在宅していません。
それと同じで、パスカル曰く無から有は生まれることはあり得ません。
宇宙の始まりを考えると、創造主がもともと居ると、考えた方が自然になるわけです。
それと同じで相場(大自然)が動き出したら一方的に動くのです。
とにかくある一定の期間は一定の距離動くのです。
そうなったら上がるか下がるかの確率は50%ではありません。
その中では買うか売るかの2択ですが、上がるか下がるかは50%の確率は関係ありません。
つまりあとは、やるかやられるかしか無いのです。
以上
テクニカル分析は明日以降に。
お互いによい週末を!
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